そもそもブッシュクラフトとはなに?
(Bushcraft)とは、森林等の自然環境の中における『生活の知恵』の総称とされており、その行為や技術をそう呼ぶ。サバイバルと行為が似ているが、サバイバルは『状態』、ブッシュクラフトは『手段』と区別することができる。他に、目的で区別した場合、サバイバルは『帰還目的』ブッシュクラフトは『生活目的』と分けることもできる。ブッシュクラフトで実際に生活している人や、趣味としている人、生業にしている人、継続して趣味等でブッシュクラフトを行っている人を、ブッシュクラフターと呼ぶ。
(by Wikipedia)
今回は海外ブッシュクラフターの真似をして憧れの「モーラ」ナイフをいスプーン作成に挑戦しました。
木材の選定
木材の選定です。知り合いの山から頂いた栗の木・桜の木・杉の木3種から杉の木を選びました。
道具の準備
道具の準備です。主役はなんといってもモーラのカーブドナイフです。御覧の通り刃が大きく曲線を描いているのでスプーンの窪みを削るのには最適なナイフです。
MORA ウッドカービング162(カーブドナイフ)
MORA ウッドカービング120
全体の削り出し
全体の削り出しです。木材をある程度イメージしたスプーンの形状に粗削りします。木目に沿って刃を入れた方がスムーズです。ある程度形が整たらモーラナイフの出番です。予め木材の節の部分の場所を把握しておきましょう。節は固いため削り出すには時間がかかります。
柄の形状にひと工夫。手の大きさに合わせて柄の太さを決めました。また若干平らにしたのでスプーンを水平に保つのが容易になります。冬場は手袋をしたまま使用することが多いので凹凸な形状にしました。
最終工程
最終工程。最後に#800のサンドペーパーで磨きます。その後、アマ二油を塗り込みました。木目がくっきりと現れて木製スプーンらしく出来上がりました。
ある程度アマ二油が乾いたら実際に使用してみました。木の温もりが感じられる最高の相棒になりました。
モーラナイフの紹介
くどいようですが、今回使用したナイフは、創業125年を誇るスウェーデンのナイフメーカー「モーラナイフ」です。それだけ思い入れのある、本当にいいナイフです。
記事内の商品
モーラ・ナイフ(Mora knife)|ウッドカービング 162(Wood Carving 162)